古事記の国譲り

日本最古の歴史書、古事記にも建御名方命に関する神話がある。

昔、建御名方命とその父大国主神、兄八重事代主神が地上を支配していた時、天から天照大神の使いである建御雷命がやってきて、地上を譲れ、と言った。

大国主神、八重事代主神の二人は反対しなかったが、唯一建御名方命のみが反対した。

そこで建御名方命と建御雷命の二人は力比べで決めることにした。

建御名方命は千引きの岩(千人で引かないと動かないほど重い岩)を持てるほど力持ちであり、自信もあった。

しかし建御雷命は建御名方命よりも力持ちであり、建御名方命は恐れおののき逃げ出したが、諏訪湖まで追い詰められた。

そして建御雷命は建御名方命を殺そうとしたが、建御名方命が「天照大神の命令に従う。また二度と諏訪から出ないから殺さないでくれ。」と命乞いをすると建御雷命は建御名方命を見逃した。

そして建御名方命は諏訪に住むことになった。

ちなみにこの力比べであるが、相撲の起源であるとも言われている。

ぐるっと諏訪旅

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